鳴子君〝シティサイクル(&ままちゃり)は 荷物も運べて ええちゃりや〟
この作品〝弱虫ペダル〟は
〝自転車の根源的なおもしろさ〟〝現時点での社会の自転車の立ち位置〟
の主張・描写を主題にしています。 (とどの解釈)
決して〝現代社会が、速く走る自転車社会(のよう)になればよい(ハイケイデンスな時代になればよい)などと主張されてはいない〟ということです。
ここ、勘違いされやすいのですが
ロードレース=ケイデンス=速いこと(大きいこと)はいいことだ
というような主張が助長されると、〝一番大切なポイントを見失う〟と思えてなりません。
(もちろん、実際に自転車屋さんの現状と意見も聞き、スポーツ自転車に乗って色々と体験を経たうえで指摘しています。)
黄一君的に〝スローライフ〟で行く方が〝うさきちも喜ぶ〟のです
(・∀・)♡
(箱根の鬼も、安心して本領を発揮できる、ということ。)
この作品は、まず
〝歩道走行〟〝街乗り〟〝歩道〟〝車道〟 そして〝自動車〟
という風に
〝大抵の、シティサイクルに乗ったことのある男女〟に向けて
数話をかけて〝日常の自転車をスポーツサイクルも含めて味わってね〟
というところに落ち着いています。
〝日常の自転車にハマる〟→〝レース展開にもにハマる〟
こちらを想定し
〝日常の自転車は遅いなどでおもしろくない〟→〝レース展開が始まる前に見なくなる〟
という
〝安全でスローライフな自転車乗りこそ、レースも含めて 全てを使って速くなっていけばいい〟
という、インテグラルな逆説を説明することができるのです。
もちろん、万人に開かれていますが
弱虫ペダルの人気の秘密は? とほとんどの方が考えている疑問に、私がお答えできるとするならば
〝一見、安全を軽んじてしまいそうなのに、意外に シティサイクルでも安全を意識できるようになってきた気がする〟
といった〝体感が得られるから〟です。
次回は、この感受性が増す理由について、詳細に。
2017年05月25日
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