素粒子と銀河と言い換えてもいいです!
原子、有機体、脳細胞・新皮質など、粒子が複雑性を増していくものは、目に見える、小さな宇宙。顕微鏡とかを使います。
大きい宇宙は、帰る場所の複雑性でもあり、物質宇宙より、地球上の社会や、宇宙船を造り出す技術を生み出せる機構等の方が複雑、と考えます。この作品の〝目に見える大きな宇宙〟は、新しい技術、新しい視点(アリさんの話)を含む、より包括的な対象を指しており、私たちの内面にも寄与しうるものです。
今日は、この目に見える宇宙の、小さい方のお話。
ムッタが好きなセリカさん。彼女の父は、脳の原因不明の病気で、手足含む、体が全く動かなくなり、生きることができなくなりました。彼女が大きな宇宙を目指すのは、小さな宇宙を研究するためです。
脳細胞は、原子よりうーんと複雑な粒子で、最先端の技術と併用してこそ分かることもありそうです。無重力下でしかできないこともあるでしょう。広く大きい可視宇宙をすべて探険するのにはものすごい技術が要ります。小さな可視宇宙も同じです。前者の全探険くらい難しいでしょう。
彼女はすごい宇宙に出ていこうとしているのですね。
ラベル:宇宙兄弟